プラスチックストローから循環できる素材へ


サトウキビストロー新商品発売にあたり、今回は引き続きエコロジーに

関してブログを展開させていただきます。

実はストローエコというアピールは企業が投資しても、

もしそれが成果的に振るわなく失敗したとしてもローリスクなので

企業が手を出しやすいといった側面があります。

レジ袋やストローなどは身近で身の回りにあり、

そしてプラごみ問題と直結し廃棄への意識のアピールと消費者の参加できるものとなります。

こういった取り組みは身近なものから広がりを見せ、最初は当たり前でもなく気が付きもしなかったことが、

当たり前のエコサイクルになるこの方向に進んでいかなければなりません。

表面的な動きで終わらせないために企業もそして消費者も、

認識と理解を深めたうえで行っていかなければならない環境問題。

プラスチックストロー廃止から紙や竹や珈琲のその他プラスチックに代わる素材の返還などが

世界中で行われ始めている今、日本においても取り組んでいかなければなりません。

現在の日本の廃棄状況は焼却と推肥化の部分が非常にあいまいで、

生分解性プラスチックの商品を販売してもその行く先が

焼却になってしまうことがまだまだ多いのが現状です。

販売提供したのちの使用済み生分解性プラスチックは回収され農家やその他、

専用の廃棄する土地へ推肥化されて行かないと

本来の目的からずれてしまいます。

推肥化するシステム構築が重要です。

この循環システムを定着させていくことが、自然循環と同様のルーティンができるのです。



コンポスト化によってエコ循環

サトウキビストローは各種代替えのストローの中でも、

ストローとして一番適しているという見方が大きくなっています。

味を損ねないといった面、コスト面、推肥化といった面では特に適しているとされています。

サトウキビストローを展開していくにあたって、企業のような大きな会社と取り組んでいく場合でも、

小売店や、例えば小さな喫茶店などでもその他生分解性プラスチックストローが置かれている意味、

捨てる、回収、推肥化(農家の牛糞の推肥化する時のもみ殻やおがくずの代替し一緒に推肥化させていく)などを

理解しながらできるような仕組みとして話し合い出来ていけば意義深いことになっていきます。

そうして浸透し一般化していけば、生分解プラスチックはストローから始まり様々な場所で、

ストローに限らず広く普及していくと思います。

この推肥化にはたくさんの未来がありビルに推肥化施設を作ってビル菜園を作ったりと、

いろいろな発想ができます。コンポスト化においてはドイツがとても盛んです。

コンポストが広く浸透し定着している国で個々の意識も高いです。

ブラウンシュヴァイク造形大学の学生が発案したコンポスト本棚というものがあります。

これは室内で生ゴミを利用して部屋で菜園ができるものです。

コンポスト一体型まな板で切られたいらない部分の野菜や魚、果物をそのままスライドさせコンポストゴミ箱へ。

コンポストボックスで3か月ほどで、生ごみに含まれる有機物で推肥化されます。

バクテリアやミミズに分解を促進させてもらうのですが、

それらがなくとも、炭素と窒素のバランスが重要なので新聞、紙くず、おが屑、木材などを入れます。

ここで作られた栄養がたくさんある肥料を使い室内でいろいろな植物を育てるといった

サーキュリーエコロジーです。農業国である日本も率先してコンポストできる

素材への転換する必要があります。ドイツのエコロジーに対する意識と実践は先進的で生活と密接しています。

例えば飲み物で見るとペットボトルではなく瓶が主流で、

デポジットもあるので瓶を返却してリサイクルされていきます。

政治的に積極的にアプローチされ、教育としても環境問題を取り入れています。


環境教育

ドイツでは80年代から環境教育を取り入れています。

スウェーデンでも環境教育は進んでいて

例を挙げますと、ムッレ 森の教室というものがあります。

ムッレという森の妖精から学ぶ教育です。ムッレとは土壌を意味する言葉で、

土は地球上の全ての命の根源であり、人間も土とつながっているんだという教育です。

環境教育は4歳から始めており、環境教育に関しては最も進んだ国といわれています。

持続可能な社会を形成し実現していくために組み込まれています。

このスウェーデンの森の教室は、日本でも1部取り入れられています。

ランドセルや学校で使う文具などをすべてエコ素材にしたりなど

エコに対する教育が積極的に行われている国がスウェーデンです。

また、社会として環境目標立てられており、2021年までの達成するための16の政策の具体的目


5・オゾン層の保護 6・安全な放射線環境 7・海の富栄養化防止 8・湖や河川での水中生命体の育成増加 

9・地下水の水質改善 10・海洋環境のバランス化、沿岸地域や群島内の生命体の育成 11・湿地の増加 

12・持続可能な森林 13・多様な種類の農地の景観整備 14・壮大な山々の景観整備 

15・市街での環境に配慮したものつくり 16・動植物の豊かな多様性

これらが達成を目的とした目標です。この中でも優先される項目は、

気候変動への対策、生物多様性への対策、海洋環境とバルト海の保護、

環境効率の良いグリーンエコノミーへの取り組みです。

例えば、フィンランドの環境教育も深く根付いています。フィンランドの小学校、

中学校の環境教育は環境省都市計画局、ヘルシンキ工科大学の建築学科、

市町村会、自然保護協会、芸術協会などが参加して作られた教科書が使われています。

フィンランドは建築も含めて、きめ細かい計画を立て環境との共存、景観に重きを置き、

環境創出につなげています。HITASという制度によってデザインも含めた品質規制を行い、行政、建築家、生産者、住民が

協力し合い街づくりの計画、実行、管理をし都市景観を美しくし自然と建造物、

道路や公共物を共存させ快適な環境を成り立たせています。これらの共生の視点がとても大切なのです。

その教科書の中には木の大切さも、知識よりも感覚で伝わるよう表現されています。

資源としての木が育つまで何年かかるのかということ。人間の成長と重ね合わせ表現されています。

これはドキュメンタリー映画「ある精肉店の話」と同じことで、

この映画は大阪府貝塚市で7代にわたって家族で

屠畜、解体、販売を行ってきた精肉店の話で、

飼育から屠畜解体を家屋で行うその日常を追ったドキュメンタリーですが、

私たちが何気にスーパーで買って口にするものはいのちだということ、育て、屠殺、いのちを食べるということ、この映画は

淡々とそして強くメッセージとして伝えています。

エコの循環も環境破壊を理解するのも同じことでその見えない部分

を理解し認識することが大切です。

フィンランドの環境の教科書を見て美術と

教育の果たす役割はとても大きなものです。

カタストロフィの先に見えるのは地球に住めなくなることです。

環境問題を通して、私たちの暮らしや生き方は変わなければならいと思います。







台湾のサトウキビストロー


代替案として紙ストローに変更する企業も増えてきています。

しかし紙ストローはプラスティックの10倍ほどコストが掛かります。

そして耐久性も弱いといった面があり、森林伐採に繋がる恐れもあるため見直しも必要とされています。

台湾製のサトウキビストローはもはやかなり有名で、開発、製造においても既に地位を確立しています。

サトウキビの搾りかす(バガス)から採れた繊維によってサトウキビストローは作られています。

今回の新商品のコンセプトは土にかえる素材です。

私の下の名前の意味は人もやがて土にかえるという意味です。実はここから商品名を発想していただきました。

自然界が拒否するプラスチックや薬品その他のものは、決して循環することなく自然に害を及ぼし続けます。

プラスティックは燃やしても土に埋めても害になるのです。

現実的にすぐに石油プラスチックをゼロにするのは無理です。

ドイツでは、廃棄物サイクル制度があり、容器包装廃棄物案が承認されており、

一般消費者が購入する商品の容器包装は全てデュアルシステムのライセンス取得が義務化されており、

その上包装材販売者には使用した材料の量、行き先を報告する義務が付けられています。

ドイツでのエコ意識は非常に高く、暮らしに定着しています。

ストローに話を戻しますと、ストローは一般的にカフェやレストランなどで多く使用されています。

その他にもテイクアウトのあるファーストフード店などでも多く使われています。

一時は紙ストローの代替が多く行われていましたが、耐久性の問題で、30分もすると原型が崩れ始めます。

その点このサトウキビストローは耐久性に優れています。

サトウキビストローから始まる地球を守るライフスタイル、自然と共存していく各々の意識と取り組みが重要です。

暮らしの中で私たちはゴミの分別までは、意識して取り組んでいますがその行く先には無関心です。

エコに対する意識を高めることは大切で、イデオロギーとして捉え社会に定着させていく必要があります。