生分解性プラスチック

今回は前回に続き、海洋汚染の解決案として石油由来製品の代替えとしての

植物由来生分解性プラスチック成形品 

についてブログを書かせて頂きたいと思います。

 

生分解製品といっても色々とあります。

今回取り上げるのは植物性由来の製品です。 

20世紀の先進国を中心に安価な石油原料を

ベースのプラスチックの

大量生産、大量消費、大量廃棄の経済的社会的背景下で、

1980年代から 

先進国を中心にプラスチックゴミ廃棄問題は

社会的問題になり年々その深刻度を増し 

生分解性のプラスチックが分解消滅できる廃棄物として

問題解決なる素材として注目を集めました。

先日、スウェーデンの環境活動家のグレタ・エルンマン・トゥーンベリ 

が公共の場で議会に対し気候変動の深刻な危機を訴え、

すぐさま行動を始めるよう呼びかけたのは記憶に新しいですが、

地球温暖化ガスの増大による地球環境問題が1990年ごろから問題の議題に上り始めます。


世界各国のエコロジーサイクルの取り組み

そして石油の資源の枯渇問題や価格高騰問題が認識され始めます。

その解決案として、植物由来のバイオマス由来プラスチックが再生可能資源として注目され始めます。

地球生命圏の生命体が合成する全ての高分子化合物は生分解性であり、

最終的には分解者として微生物により分解され二酸化炭素に無機化され、

再び有機物に変換されるプロセスで成り立っている。

概念として生分解性は自然生態系が有するリサイクルとしてそこを害したり妨げてはならないものである。

この課題を解決するための素材見直しは多岐に行われていて、

探索、基礎研究、応用研究、技術開発、事業開発が1990年ごろから行われるようになりました。

従来の主流である石油系プラスチックやフィルム、

繊維の代替の為生分解性プラスチックであるポリ乳酸も注目され、

現在国内では年間10万トンが各種成形加工品として市場に出回っています。

ポリ乳酸の応用適用の可能性は幅広く食器からポリごみ袋など様々なものに応用できる素材である。

農業の視点(ダイオキシン問題が発端)からの再生可能資源及び生分解性プラスチック、電気機器、電子部品視点からの

生分解性プラスチックの応用、生分解性スパンボンド不織布など各種産業界は行っている。

ポリ乳酸とは植物を原料とするプラスティックで乳酸から合成されたプラスチックの事である。

その植物はトウモロコシやさとうきびや樹脂などがつかわれることが多い。

ポリ乳酸


ポリ乳酸も樹脂の1種です。実際にバイオマス由来と生分解は別のコンセプトです。

バイオマス由来は化石燃料の資源である石油の使用量を抑えて、

二酸化炭素排出する量を少しでも抑えるコンセプトです。

生分解は自然の摂理、定義にのっとり素材を分解されて

自然に戻り残留物、廃棄物として残さないコンセプトです。

ポリ乳酸はそのどちらも兼ね備えています。加水分解をし微生物によって生分解して自然に戻ります。

焼却しても自然への悪影響はありません。

植物性由来プラスチックはトウモロコシやサトウキビなど糖質の植物が原料であり、

原料を糖やでんぷんにして乳酸に発酵させて 

化学合成によって熱可塑性高分子である植物由来プラスチックのペレットを生成すなわち小さい固まりにしする。

射出成形機で各々の形にする。大部分は植物由来のプラスチックは生分解するが種類によってはできないものもある。

生分解ののち二酸化炭素と水になるが、

二酸化炭素の量は最初に植物が保存していた量と同じで大気中に発散すると光合成によって再度植物に取り込まれる。 

ブラジルでは袋も法で定め再生可能な素材を使うようにと義務づけています。

ストローも法で規定を設け生分解性のものや再生可能なものを使用するようにとしています。

トウモロコシやサトウキビの植物由来のプラスチック

生産量の多いトウモロコシやサトウキビが多く使われています。

これは植物などの生物由来原料から作られたプラスチックで

バイオベースプラスチックとも呼ばれています。

そのほかに微生物が合成するポリヒドロキシアルカン酸など

があります。ポリ乳酸は食品包装、ボトル、食器、繊維製品によく使われ、ポリヒドロキシアルカン酸は

縫合糸や心臓疾患用パッチなど医療向けの用途が多いです。

その他欧州やアメリカ他の多くの国でレジ袋有料化、発泡スチロール容器使用禁止、

石油原料素材をなくす方向に動いています。

資源循環型の社会に転換するために生分解性プラスチックは主流となって

いかなければなりません。

生分解性といっても天然物系、微生物系、化学合成系石油由来と天然物系2種あり、

植物バイオマス由来に大きくシフトしていくべきである。

企業の足かせとなっているのがリサイクルコストという面だが、

ここも解決していかなければなりません。

地球環境の危機

ドイツのカッセルプロジェクトは

実際に応用実践として試みている。

社会生活上で取り組みを実践し、生分解性製品の製造、販売、購入、回収、コンポスト化、

肥料利用を試みた。ここでも重要なのは消費者の理解だった。

プロジェクトの意義を理解しそのサイクルの中に入り実行していく。

消費者側の認知を深めて意識を向かわせていく事が大きな意味を持ってくる。

いまだに世界では年間2億8000万トンものプラスチックが生産されています。

この石油依存体質をもっと早く変えていかなければ取り返しのつかない事態となってしまいます。 

 しかしこれだけで問題解決する簡単な問題ではなく、

推肥化インフラにも力をもっと入れなければならな

いですし、消費者のノウハウも充実させなければならない。


実際にリサイクルの回収率は全体の5分の1に

も満たされていず、そこを強化すべきだという声もあります。

まだまだ模索と実行と現実はとても厳しく

グレタさんの指摘通り早急に対策を進め、

企業も投資を積極的にしていく必要があります。

地球環境問題は他にもアマゾンの森林破壊や外来種による生態系破壊、

融解の進む氷床、人間の活動により、

海洋循環のパターンが乱れ、詳しくは海面温度の上昇により、

サイクロンの発生率が増え、そのエネルギーも強まり、

バッタが大量発生し食料危機の危険や異常気象による森林火災、2020年北極圏シベリアで38度を超

える異常高温が記録されました。問題は深刻です。

台湾の歴史あるシュガートレイン

馬公厝線という路線名で現在台湾でたった一つ残った現役のシュガートレインがあります。 

シュガートレインの様相はとても可愛らしく少し胴長なトラクターにも似て配色は

オレンジと下部分は赤色、

貨物部分は黒とオレンジの配色でその形色ともにずんぐりしていて愛くるしさがあります。 

台湾中部の雲林市の虎尾という地域で運送されています。 

これは台湾のサトウキビ列車でサトウキビを運搬するための製糖鉄道です。

現在残る唯一の製糖工場の台湾糖業公司に運んでいます。

虎尾鉄橋のたもとの市街地の真ん中にその工場はあります。


現在台湾で操業が続けられている製糖工場は虎尾製糖工場と台南市にある善化工場の2つのみとなっている。

どちらの工場も明治40年ごろに創業しました。歴史のある鉄道です。 

かつて台湾はサトウキビが主要農作物で果てしなく広がるサトウキビ畑の風景と、

それらを運搬するシュガートレインが数多く走っていました。

糖分率が上がる冬季12月から3月頃までが収穫期でその時にシュガートレインが動きます。

現在このサトウキビからとれた砂糖はゴールデンシュガーとなって国内国外に出荷されている。

このサトウキビを植物由来プラスチック製品として流通する目的で、新商品がリリースされます。

パッケージデザインをリニューアルして日本国内を中心に販売していきます。