不織布の誕生


織物を布とする技術がない頃人類は動物

の毛皮や樹皮を身にまとっていました。

チベットの遊牧民が羊の毛がもつれてるのを

見て人工的にこれを縫物ではなく試みて

フェルトができました。

1920にドイツのフェルト業者が紡毛などを集め接着剤で

固めてフェルトを作りました。

これが世界で初めての不織布です。


ドイツやアメリカでその後合成繊維や合成ゴムの材料を応用し、

現在の不織布というものになっていきました。

日本において不織布が作られたのは1954のアメリカから乾式不織布製造装置を

導入してからです。不織布というものは多孔質構造なので

通気性、濾過性、保温性など不織布ならではの特性を持ちます。

様々な原料や製法や特殊な手法によって形状を変えたり、

強度を強めたり、柔らかくしたり多様な用途に合わせた開発と設計ができます。

世戸は多岐にわたり、衣料、防護用品、

医療、建築、土木、自動車部品、内装、自動車フィルター、

衛生用品(オムツ、生理用品、救急用品、家具またはインテリア、ワイパー、

空調フィルター、寝具、農業、園芸、皮革、生活資材、包装資材、袋物、

食品用生活資材、生活雑貨、台所用品、事務用品スポーツ用品美容資材や工業資材、

電気材料、電池材料、製品材料、OA機器、AV機器、機器部材、楽器、包材などです。

このコロナの影響により各社ともに研究開発が進み、

より対応力のある製品の着手に取り組んでいます。

「ナノテクノロジー総合展・技術会議」様々な企業の不織布の展開

4月に開かれた「ナノテクノロジー総合展・技術会議」でも様々な展開が発表され、

これからの不織布の可能性に大きな一歩を踏み出しました。

簡単にご紹介させていただきますと、

ナノファイバーという新しいタイプの不織布、縦型不織布や

高吸収・高吸湿繊維ベルオアシスの展開を進める帝人フロンティア、

その他ヘルスケアにナノの素材のマスクやガウン開発、寝具や吸音材の開発を進めています。

ヤギは不織布事業拡大に力を入れます。


ナノファイバーによる薄膜を開発。韓国のライムと業務提携を結び更なる展開を試みます。

ヤギの展開するナノファイバーはフィルター、

衣料品、衛生材料、美容へのアプローチで事業の多様な拡大を進めています。

すでに新製品の高性能マスクも日本販売しています。

需要拡大用途に取り組むダイニックは、自動車内装材とカーペット一般不織布を中心に事業を展開しています。

重要の急激な高まりを見せた家電フィルターにも力を入れています。

フェルト、不織布製造産業販売会社であるアンビックは

メインの不織布ヒメロンの自動車用途の世界を中心にしたグローバル戦略に取り組んでいます。

フィルターに関しては中国のゴミ焼却場向けにポリテラフルオロエチレンを

使った高性能フィルターにも力を入れています。

クラボウ繊維は低圧損・高捕集率のさらなる追求と、

ニーズが高まる抗ウィルスの商品開発に取り組みを見せています。

メルトブロー不織布を製造・販売するタピルスは

価格ではなく高い品質や機能面

を追及する方針で0.3㎛の極細ポリプロピレンの製品、

40㎛の太い繊維で作った製品、

耐熱性や耐薬品性に優れたポリフェニレンサルファイド樹脂を

使ったメルトブロー不織布などの展開を強めています。

生産拠点をタイにしていますが、そこでも今まではタイ国内向けにはメルトブロー不織布を扱ってこなかったが、

タイのマスク製造会社にもメルトブロー不織布を供給しています。

不織布製造用製流フィルターを展開する日本フィルコン。

フィルコンはスパンボンド不織布製造設備用整流ハニカムフィルターの展開を強化。

フタムラ化学は環境負荷の軽減を軸にセルロース不織布を本格始動させ国際特許を

所得し生産能力1500トンを予定しています。

不織布製造のツジトミは国内でニードルパンチ不織布の生産、

ケミカルボンド不織布、サーマルボンド不織布、

スパンボンド不織布を生産供給しています。

中国の子会社ではスポーツ資材向け不織布を生産しています。

開発やメリットの多い素材として用途も可能性の多い不織布。

それには撥水性、保湿性、防シワ性、防熱性、吸音、耐熱や耐薬品、抗ウィルス、抗菌、低圧損、高捕集、防振

など各社開発と事業展開は広がりを見せています。

マスク製造機械について


マスクの工場はそのほとんどが機械で製造されています。

そして技術者たちによって徹底管理され大量生産されています。

不織布ブリーツマスク製造マシンによって表面の不織布、

真ん中のメルトブロー不織布、そして口元に来る内側の不織布がそれぞれ

裁断前は大きな不織布のローラーとして設置されます。

真ん中のブリーツを作るため先ずはベルトコンベアに流れた不織布は

3つの出っ張りがあるところへ流れていきブリーツの折り目が

作られていきます。

その次にそのまま長く伸びたこれもローラーにまかれた状態の針金

つまりはワイヤが設置されていきます。

そして細長い不織布がその上に機械的に取り付けられていきます。

三つの折り目(ブリーツ)がつけられノーズフィッターも付けられ、

そしてマスクのサイズに裁断されていきます。

裁断されたマスクは熱音波によって、耳掛けゴムひもがつけられていきます。

そして検査員によって一つ一つ、不良品がないか異物混入はないか厳密にチェックします。

そして個別包装や複数枚包装に分けて、

ビニールの袋に自動的に包装されていきます。

微調整など専門の技術者が機械をコントロールして稼働させより品質と安全管理のもと、

製品化していきます。