こんにちは エリヤ株式会社の和田です。

今回はクリーンルームに使われているマスクについてお話しさせて頂きたいと思います。クリーンルームとはいったい何なのか、不織布とはどのようなものなのか?


クリーンルームとは?

半導体工場や製薬工場、化学工場や食品工場その他、病院などにはクリーンルームというものが存在します。クリーンルームにはそれぞれクラスレベルと、種類があります。種類は二種類あって、インダストリアルクリーンルームとバイオロジカルクリーンルームがあります。

インダストリアルクリーンルーム

インダストリアルクリーンルームは工業用、精密作業を行う時に必要なものとなります。塵を防ぐために必要で、部屋の中と外の気圧と外の気圧を変えることでルームの中に塵が入り込まないようになっており、人間から発生される塵も防塵服などの消耗品空気清掃フィルターなどを用いて、出来る限り無塵の状態に近づけます。インダストリアルクリーンルームに関しては、半導体、液晶パネル、レンズ、分析機器など製造環境を管理するためには欠かせないものです。塵(パティクル)により、精密機械などは故障し、製造不能となる精密な作業となります。その為、クリーンルームは製造過程において重要な役割を持ちます。



バイオロジカルクリーンルーム  

食品工場、食品化学工場、製薬工場にもクリーンルームは必要であり医療関係などの施設もこちらの部類に、バイオロジカルクリーンルームと呼ばれていますこちらのクリーンルームは、塵もそうなのですが、菌のない状態を管理する為に使用されています。分類しますと、遺伝子工学や手術室、食肉工場、乳製品や清涼飲料水工場、大学研究室や、培養、発酵関係などがあります。


レベルに関しては、クラス10、クラス100、クラス1000、クラス10000とそれ以上のCLASSがあります。1cm×1cm×1cmの立方体の中に存在、残留する塵(パティクル)の数をクラス分けしてあります。レベル1に関してはスーパークリーンルームといいます。主に、工業用クリーンルームは半導体集積回路、液晶パネル、その他、精密製造におきまして、塵埃により引き起こされる不良を防ぐために、クリーンルームが必須となっています。特に半導体においてはclass1~class100と厳しいレベルが求められているため、より優れたものへと発展してきました。

クリーンルームにはマスクをはじめ、キャップ、防塵服、手袋、足ふきマット、不織布ワイパー、クリーンルーム用カバン、クリーンルーム用ペーパー、その他様々なクリーンルームのために作られた専用のアイテムがあります。


クリーンルームや工場で使われている消耗品、不織布とは?


エリヤ株式会社が特に力を入れている消耗品がマスクです。多くの半導体工場、製薬工場においてハイクオリティな商品提供をして来ました。塵だけではなく、菌の抑制、滅菌にも近年力を入れており

より高い品質で、食品業界、医療業界にも貢献できる商品を開発しています。塵よりも菌はパティクル(粒子)が大きいため塵を防げば、菌も防げるという事になります。昨今、注目されている活性炭マスクの製造販売も行っていて、皆様からの高い支持を得ております。そこで様々なシーンで必要となる用途に合わせた不織布が重要なものとなってきます。


エリヤ株式会社の取り扱うクリーンルーム向けマスクは、高い技術水準を持ち不織布の品質で他会社との差異をつけております。不織布にもそれぞれ違いがあり特徴もあります。薄綿状、マット状に配列して熱処理して繊維を結合させて不織布は作られます。元となる素材は天然素材のものからポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維やポリエチレンなど合成繊維のものがあります。

不織布の特徴として強度、防縮性、通気性、ろ過性に優れ、多孔性(ポーラス)という小さな穴が開いているためです。不織布の原材料を変えたり混合させたり、厚みを調節させたりする事で機能性を高めたり、品質をあげたり、用途に合わせてより柔軟に素材を生かすことが出来ます。


市場でも多く使われ、エリヤ株式会社でも多く使用されている代表的なサーマルバンド不織布とメルトブロー不織布があります。少しこの二つの不織布についてここで説明させていただきます。

サーマルバンド(thermal bond)

サーマルバンド不織布は風合いよく、肌触りも最適でおむつなどにもよく使われています。サーマルボンド不織布は特性として、発塵量が少なく、通気性もよく、肌触り感触もとてもいいという特徴を持ちます。サーマルバンド法は熱を溶触し繊維を結合させ作ります。

サーマルボンド不織布は下に表示します



PPスパンボンドと比べると繊維が出難く、摩擦してもスベスベで風合いが良いです。繊維がなかなか出難いため、発塵を防ぐのに最適な不織布です。

メルトブロー不織布

メルトブローの用途も様々あり、手術衣や患者衣、防塵用作業衣単体のみだと強度が弱いため、特に医療業界では、メルトブロー不織布をスパンボンド不織布で両側からはさみ、超音波や熱エンボス処理で3層を熱融着したSMS(spunbond+meltbrown+spunbond)が病院用途として使われています。

マスクとしてメルトブロー不織布はフィルター層と言います。静電気の力でホコリや菌などをブロックすることができます。繊維と繊維が重なっている部分に隙間が有り、 通気性に優れています。 



最後

このようにクリーンルームというものが製造、研究、作業などに欠かせないものなのです。そこにおける消耗品もなくてはならない重要なものなのです。エリヤ株式会社がもつ工場は、高い技術を有しているため他にはまねのできない高水準、高品質の不織布による消耗品を低コストで作り出しています。